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論文

偏極中性子によるスピンコントラスト変調法を用いた粉末中性子回折測定による分子性結晶中の水素原子位置情報の抽出

三浦 大輔*; 熊田 高之; 岩田 高広*

日本結晶学会誌, 63(4), p.287 - 293, 2021/12

スピンコントラスト変調粉末結晶構造解析法を開発した。本手法では、粉末結晶の偏極中性子散乱パターンの水素核偏極にともなく強度変化から結晶中の水素位置を決定することができる。我々はグルタミン酸粉末結晶を用いて本手法の原理実証実験に成功した。

論文

Neutron fiber diffraction of frog muscle with the contrast variation measurements

藤原 悟; 武澤 康範*; 杉本 泰伸*; 若林 克三*

Journal of the Physical Society of Japan, Vol.70, Supplement A, p.408 - 410, 2001/05

中性子散乱/回折は、コントラスト変調法を用いることにより、粒子の内部構造に関する情報を得ることができるというユニークな特徴を持つ。われわれは、ここでこの方法を繊維回折に適用した。「生きている」カエル筋肉を種々の重水濃度のリンゲル液で環流し、その中性子回折像を日本原子力研究所所有の中性子小角散乱装置SANS-Jで測定した。中性子回折像において観測されるそれぞれの反射の振幅のコントラスト依存性を解析した結果、筋肉中の組織状巨大蛋白質複合体中に散乱長密度の違いがあることを示された。さらに、それぞれのコントラストにおける筋肉の組織軸に垂直な面に投影した密度マップを解析した結果、この方法により赤道反射の位相が決定できること、及び実際に投影密度マップにおいて密度の異なった領域を検出できることが明らかとなった。

論文

Polar structure of lysozyme aggregates in unsaturated solution determined by small-angle neutron scattering-contrast variation method

新村 信雄; 峯崎 善章; 田中 伊知朗*; 藤原 悟; 安宅 光雄*

Journal of Crystal Growth, 200, p.265 - 270, 1999/00

 被引用回数:14 パーセンタイル:70.41(Crystallography)

ニワトリ卵白リゾチームは未飽和溶液中で既に凝集体を形成している。この凝集体と過飽和溶液中で存在する凝集体の関連を中性子コントラスト変調法により研究した。それによると、未飽和溶液中の凝集体は分子が平行に並んだ構造(極性構造)をとっている。一方、過飽和液中から生成する結晶中の分子の配列は非極性である。つまり、未飽和中に存在する凝集体は、結晶の前駆体ではないと結論付けられる。

口頭

水素核スピン偏極コントラスト変調SANSの高度化とJ-PARCへの展開

能田 洋平; 山口 大輔; 社本 真一; 橋本 竹治; 熊田 高之; 高田 慎一; 小泉 智; 大石 一城*; 鈴木 淳市*; 増井 友美*; et al.

no journal, , 

水素核スピンの向きを一方向に揃えること(水素核スピン偏極)でも、中性子散乱長を制御できるという中性子の特徴を活かし、中性子小角散乱(SANS)におけるコントラスト変調法を実現し、多成分から構成されるナノ構造の解析を展開してきた。今回の発表では、より広幅なコントラスト変調を実現するため行ってきた、水素核スピン偏極効率の向上のための各種の取り組みについて報告する。さらには、先日行った、J-PARC大観での水素核スピン偏極コントラスト変調実験の成果についても報告する。

口頭

The First experiment of spin contrast variation SANS at J-PARC BL15 TAIKAN

能田 洋平; 山口 大輔; 社本 真一; 橋本 竹治; 熊田 高之; 高田 慎一; 小泉 智*; 大石 一城*; 鈴木 淳市*; 増井 友美*; et al.

no journal, , 

水素核スピンの向きを一方向に揃えることによって散乱長が変化するという中性子の特徴を活かし、中性子小角散乱(SANS)におけるコントラスト変調法を実現し、多成分から構成されるナノ構造の解析を展開してきた。先日、実験に成功した、J-PARC大観での水素核スピン偏極コントラスト変調実験の成果について報告する。

口頭

Spin contrast variation neutron reflectometry

熊田 高之

no journal, , 

スピンコントラスト変調法は、中性子の軽水素に対する散乱能が互いのスピンの向きに強く依存する性質を用いて複合材料の構造解析を行う手法である。我々は最近そのスピンコントラスト変調技術を中性子反射率法と組み合せ、多層膜試料の構造解析に用いることに成功した。

口頭

Nanostructure analysis of composite materials and multi-layer films by spin-contrast-variation neutron scattering and reflectivity

熊田 高之

no journal, , 

我々は動的核偏極装置(DNP)を中性子ビームラインに設置することによりスピンコントラスト変調中性子小角散乱および反射率測定を実現している。これにより、従来の無偏極散乱測定では得られない詳細な構造情報を得ることができる。現在、スピンコントラスト変調法を操れる中性子施設は世界中でも極めて限られる中、我々はスピンコントラスト変調法を高度化するとともに同手法を使った好研究例を輩出しつづけることでその価値を示し続ける。

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